パンと水

皆さんこんにちはこんばんは

しばしばです。

 

今回はについて

お話したいと思います。

f:id:sibasibapan:20201006175119j:plain



え、パンに使う水なんて

気にするの?!と思った方。

 

安心してください。

気にする必要はありません。

 

日本の水道水はパン作りに

支障があるわけでは無いので

そのまま使って大丈夫です

 

ただ注意が必要なのは

浄水器を蛇口に取り付けて

水道水をアルカリイオンの

水にしている方です。

f:id:sibasibapan:20201006175310j:plain



健康にいいとされている

アルカリイオン水

実はパン作りには

向かないのです!

f:id:sibasibapan:20200905182806j:plain

 

 

それはイーストの発酵を

妨げることになってしまう

からなのです。

 

基本的にパン生地は
弱酸性の性質を持ちます。

 

これはイーストの活動によって

発生する炭酸ガス有機酸が

弱酸性のためそうなるのです。

 

仮にアルカリ性の強い水で

パンを作るとアルカリ性

生地が傾き、イーストの活動が

落ちてしまいます。

 

よって炭酸ガス

発生しにくくなり

パンの膨らみに影響を

与えてしまうのです。

f:id:sibasibapan:20201006175518p:plain

 

なら酸性にすればいいの??

 

いいえ違うのです。

 

今度は酸性が強いと

生地中のグルテン

結びつきが緩くなり

生地がゆるむ原因になります。

 

ちなみに水道水は

中性になっています。

 

あとは硬度です。

水の硬度はWHO

分類によると

 

硬度120mg/境に

硬水と軟水が分けられています。

f:id:sibasibapan:20201006175725g:plain



硬度は水に含まれる

マグネシウムとカルシウムの

含有量で決まります。

 

多いと硬水

少ないと軟水です。

 

極度に硬度の高い水を使うと

発行が遅れたり、

焼き上がり後に硬くなったり

することがあります。

 

逆に極度に硬度が低い水は

ベタつきのある生地に

なることがあります。

 

日本の水道水は

おおよそ軟水から中硬水が

多いため気にする必要は

ほぼ無いでしょう。

 

 

パン作りに

一番適しているのは

弱酸性から中性の

軟水になります

 

ということは

 

そう、水道水で

いいのです!

f:id:sibasibapan:20200920225200p:plain



 

こだわる方は

気にするといいですが

気にせずとも良いことが

わかりましたね!

 

売っている水の硬度やphを

まとめているサイトもあります

のでそれをチェックしてみて

ください。

 

それらをみると普段店で見る

水を知ることができるので

面白いと思います。

 

 

これからも素敵な

パンライフを

過ごしてくださいね♪